vol.24転職はするべきか

人生設計
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目的

転職活動における効果や副産物について経験談を共有したいとおもいます。

日本の転職事情

日本の転職率は近年増加していて特に20代の若者の転職に対する意識は特に高まっている傾向にあります。一方他の年代別で見ても増加している傾向があるので日本全体がその様な流れになっていると考えられます。主な理由としては給与の低さ、仕事内容への不満、人間関係などが挙げられます。また、日本の平均勤続年数は12.3年というデータがあり平均転職回数は2回ほどとされています。

アメリカの転職事情

アメリカでは転職が一般的で20代の転職率は8割程にもなると言われています。アメリカの平均勤続年数は4.1年というデータがあり日本と比べると随分と短いことが伺えます。平均転職回数は12回ほどとなっていて日本よりも遥かに多い回数転職していることが分かります。

終身雇用

終身雇用とは企業が正社員を定年まで雇い続ける体制のことを指していますが法的な効力があるわけではありません。終身雇用では勤続年数や年功序列によって優遇されるケースも多く正社員=安定するというような考えにはこれらの背景があるといえます。

終身雇用は崩壊する?

戦後日本では主に終身雇用が採用されていて昨今では終身雇用の崩壊が囁かれています。終身雇用は「崩壊する」や「まだ続く」など何かが明確には決まったわけでは無いですが持続していくには困難な点もいくつかあると考えられます。たとえば勤続年数や年功序列によって給与が約束されてしまうと若いうちから努力する事をやめてしまい能力が上がるわけでもないのに年齢を重ねると給料が上がってしまうということも想定されます。労働者側は良いかも知れませんがこんな事を続けていては企業側が長く保たなくなってしまいます。これが終身雇用崩壊が示唆される1つの要因になります。

成果主義

成果主義とはアメリカで主に採用されている考え方で終身雇用の対比に用いられることが多くその名の通り成果に基づき報酬が支払われる制度になります。若いうちから高い給料をもらえる可能性もありモチベーションの維持にも長けています。人件費も最適化されているため企業の存続にもメリットがあります。ただし、成果が出ない人にとっては逆にモチベーションが下がったり離職の原因にもなってしまうので一概にメリットだけとは言えません。

現在の日本

現在日本では成果主義への移行や一部導入する流れなども増えていて成果主義の勢いが上がっていると考えられます。アメリカでは成果主義の影響もあり転職が一般的になっているので日本もこれからより転職が一般的になっていくと思います。

転職活動における実体験

自分自身日々の労務やワークライフバランスを考えた時に転職を検討して実際に職場に辞めたい旨を伝えて転職活動を行い面接をするところまで実行しました。結果的に転職はせずに現在の職場にこっちの要望をほとんど丸呑みしてもらい要望通りの部署異動をすることにより話がまとまりました。ここでお伝えしたいのは実際に転職に至らずとも転職活動をするだけでも好転する可能性もあるということです。例えば職場側は辞められてしまうよりは条件を良くしてでも留めておきたいという考えになるかもしれないし自分自身も一度ここまで実践したならいつでも辞めることをできるという気持ちで苦しい状況でも気持ちが楽になる場合もあります。なので給与や労働環境、ワークライフバランスに不満がある方は一度転職活動だけでもしてみるのもありだと思います。

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