目的
単利と複利の違いを理解し、複利を活かして資産運用をしていこう。
単利とは
単利とは元本に対してのみ利息がつきその利息に対して利息がつくことは無いもののことです。
初年に10000円を入金、その後入金せずに単利10%で運用した場合は以下のようになります。元本が一定なので毎年貰える利息も一定となります。
年 | 元本 | 利息 | 元本+利息 |
1 | 10000 | 1000 | 11000 |
2 | 10000 | 1000 | 12000 |
3 | 10000 | 1000 | 13000 |
4 | 10000 | 1000 | 14000 |
5 | 10000 | 1000 | 15000 |
福利とは
複利とは単利と違って利息に対しても利息がつきます。
初年に10000円を入金、その後入金せずに複利10%で運用した場合は以下のようになります。利息に対しても利息がつくので毎年もらえる利息が増えましたね。
年 | 元本 | 利息 | 元本+利息 |
1 | 10000 | 1000 | 11000 |
2 | 10000 | 1100 | 12100 |
3 | 10000 | 1210 | 13310 |
4 | 10000 | 1331 | 14641 |
5 | 10000 | 1464 | 16105 |
インデックス投資における複利
インデックス投資の資産推移は複利の計算がなされます。インデックス投資が強いと言われる所以の一つがこの複利にあります。アインシュタインも「複利は人類最大の発明である」と言っているくらい投資の世界では重要です。このあと長期の積立投資のシミュレーションをおこなっていきます。初めて見る方は投資に興味を持つこと間違い無しです。金融庁のシュミレーターをお借りします。https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/tsumitate-simulator/
積み立てシュミレーション
今回は運用期間、積立額は固定して利回り(年利)のみを変動させてシミュレーションしていきます。毎月10万円(元本総額2400万円)運用期間は20年とします。
ケース①4%

ケース②7%

ケース③10%

シュミレーション結果、まとめ
いかがでしょうか?実際には毎年同じ利回りではなく平均リターンとして考えて着地点はこんな感じになりますよというグラフになります。3%というのはかなり控えめに見積もっていますがそれでも預金に比べると1.5倍になっているので相当大きいですよね?10%は一見高すぎに見えますがありえない数値ではありません。10%だと元本の3倍超えにもなっていますね。7%も2倍を超えていて長期積立の優秀さが分かって頂けたと思います。また、毎月こんな額積み立てられないよという方も定額であればグラフの形、資産の増え方は全く一緒なので参考にしてください。雪だるま式に増えるなどと表現されますがまさにそんな感じですよね。
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