住宅ローンの選び方で迷う方必見!
「変動金利は不安だけど、全期間固定の高金利も払いたくない…」そんな人に向けた中間的な選択肢が 固定期間選択型住宅ローン です。
この記事では、特徴・メリット・デメリットや活用のコツを、図解を交えてわかりやすく解説します。
① 固定期間選択型住宅ローンとは?
固定期間選択型ローンとは、
一定期間だけ金利を固定し、期間終了後に固定金利か変動金利かを選べる住宅ローン のことです。
例:10年固定を選んだ場合
期間:0〜10年 → 金利固定で返済額一定
期間:10年以降 → 固定 or 変動を選択可能
図解イメージ
10年固定ローンの場合
┌───────────┐
│ 固定金利10年 │ ← 返済額は一定で安心
└───────────┘
↓
┌───────────┐
│ 固定 or 変動 │ ← 金利状況に応じて選択
└───────────┘
② 固定期間選択型のメリット
- 初期の返済額が安定
子育てや教育費がかさむ期間でも、毎月の返済額が変わらないので家計管理がしやすい - 変動よりリスクが低い
短期的な金利上昇の影響を避けられる - 全期間固定より低金利
10年固定などはフラット35などよりも低めの金利で借りられる
図解イメージ(メリット)
低金利で安心
┌─────────┐
│ 返済額一定 │ ← 家計が安定
└─────────┘
短期の金利上昇から守る
┌─────────┐
│ リスク軽減 │
└─────────┘
③ 固定期間選択型のデメリット
- 固定期間終了後の金利上昇リスク
期間終了時に金利が上がると返済額が増加 - 全期間固定ほどの安心感はない
「ずっと同じ返済額」を希望する人には不向き - 繰上げ返済に制限がある場合も
固定期間中は繰上げ返済に制約がある商品もある
図解イメージ(デメリット)
固定期間終了後 → 金利上昇の可能性
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│ 返済額増加 │
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繰上げ返済制限
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│ 柔軟性低下 │
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④ 上手な活用ポイント
- ライフイベントに合わせる
例:子どもが大学に入学するまでの10年間は返済額を安定させる - 固定期間終了後を見据える
繰上げ返済や借り換え計画をあらかじめ検討 - 将来の金利を楽観視しない
「10年後も低金利が続く」と前提せず、複数のシナリオを考える
⑤ どんな人におすすめ?
- 子育てや教育費など、10年以内に大きな支出がある家庭
- 将来、収入増や繰上げ返済で残高を減らせる予定がある人
- 「変動金利は不安だけど、全期間固定の高金利も避けたい」人
まとめ:固定期間選択型住宅ローンの特徴
- 最初の安心:固定期間中は返済額が一定
- 将来の柔軟性:期間終了後に固定・変動を選択可能
- リスク管理が重要:固定期間終了後の金利上昇に備える
固定期間選択型は「安心」と「柔軟性」を両立できるローンですが、期間終了後の対応を事前に設計しておくことが、成功のポイントです。



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